友禅で春夏秋冬

syunkarogo.jpg

2009年06月03日

最近目にした技術の進歩。

人類の科学技術の進歩の早さに、
最近、着いて行けない私である。

今、友禅の世界で起きている出来事もそう。
それは、PC内で画像処理ソフトを使い、色付けした柄を
反物にダイレクト印刷出来る様になった事。

しかも6反同時にプリント出来てしまうそうで。
所要時間は、わずか45分間。

マシーンの前で、立って見ているだけで。
45分で、6反も〜!シンジラレナイ〜!

実際に、印刷して出来上がった商品を見た事もある。
振袖だったが、とてもプリントしたキモノには見えなかった。
言われなければ、手間ひまかけて作られた作品と思うだろう。

「技術の進歩って凄いなぁ」などと初めは驚いていたが。
段々と頭の中に「???」マークが増えてくる。

でも、これって友禅なの?
確かに、とても綺麗だし地色もちゃんとしている。

本来ならば、引き染めや糸目描きで1週間以上。
彩色だって、相当数日時をかけて作り上げるものなのに。

オペレーターがPCを操り、ジェットプリンターで
筆や刷毛を使わず、もちろん人の手にも触れずに
わずか45分で出来上がり。

これでいいのかぁ?とても複雑な心境になる最近なのです。
posted by ノレン at 16:01| 新潟 ☁| Comment(18) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
う〜ん
それでいいのかなぁ・・・
伝統美だってdojiは思っています
今年 娘が成人したときに着た着物
やっぱり 昔のものと違う
それなりに良いものを選んだつもりだけど
生地自体が違う
絵柄もなんか違う・・・
norenさん そう思う人間がここにいます!
がんばってくださいね
Posted by doji at 2009年06月03日 21:33
dojiさん

ありがとう〜!dijiさん。
プリント柄と名乗って、売ってくれれば
問題ないのですけどね。

普通の友禅キモノに紛れ込ませて売るもんだからねぇ。
知らずに購入されたお客さんが、可愛そうです。
Posted by noren at 2009年06月04日 18:06
それはもう伝統工芸品ではないですね。
Posted by yumi at 2009年06月04日 20:12
yumiさん

残念ながら、伝統工芸品とは言えませんよね。
あえて命名すれば、ハイテク着物?

これは、これであっても良いとは思いますが。
同じカテゴリーに居て欲しくないです〜(笑)
Posted by noren at 2009年06月04日 22:32

ハイテク着物・・・・分類すべきですよね!!!

ノレンさんが「????」ぐらいの出来上がりであるなら、素人では見分けがつきません・・・・表示義務化していただきたいです。

でも、ハイテク着物はそれだけの価値しかありません・・・・本物志向の女性はまだまだ沢山おりますので、ご安心を!!!

我が家もハイテク畳で、失敗しています(笑)

Posted by ミナミ at 2009年06月05日 12:55
ミナミさん

一つだけジェットプリンター着物の見分け方があるのですよ。
今度お会いした時に、教えますね〜♪

ハイテク畳ですか?どんな畳なのでしょう?
こちらが教えて欲しいです〜(笑)
Posted by noren at 2009年06月05日 19:40

見分け方・・・ぜひ、教えてくださいね!!!

ハイテク畳は藁床でなく、化学繊維床なので、軽くて虫もつかず、通気性に優れてはいますが、床の感触が違うし、あたたかみがないんです。

やはり昔の畳の方が良かったです!!!





Posted by ミナミ at 2009年06月05日 21:38
ハイテク畳、スタイロ畳の事ですかね
藁床より固い踏み心地ですよ
断熱材の上に 畳表ひいて、縁着けたようなものですね〜

畳屋の孫より
Posted by 暇フォト at 2009年06月06日 21:38
ハイテク着物と初めからハッキリと言ってお安く売れば良いのに。
そうしたら、着物初心者も気楽に購入して着物人口が増えるかも。
やはりキチンと分けて欲しいですね。
Posted by はらり at 2009年06月06日 22:45
暇フォト さん

スタイロ畳と言う商品名なんですね・・・
知りませんでした!!!

そうそう!!藁床より固い踏み心地で、
畳と床がフィットしていないんです・・・・。


Posted by ミナミ at 2009年06月07日 21:52
ミナミさん

ハイテク畳ですか。
便利な物には、副作用がつきものなのでしょうかね(笑)
こちらも、田んぼは沢山あるのに

藁が貴重品になっています。
稲刈りの時、コンバインが藁を粉々にしてしまうのです。

Posted by noren at 2009年06月08日 18:24
暇フォトさん

えっ!
暇フォトさん家、昔は畳屋さんだったの?
Posted by noren at 2009年06月08日 18:26
はらりさん

その通りです!
筆や刷毛を使わないのですから
「○○友禅」などと名乗らないで欲しいものです。

作り手の良心を疑いますよね〜。
Posted by noren at 2009年06月08日 18:28
ミナミさん

スタイロ畳、聞いたことがあります。
どんな踏み心地なのかな?
今度、踏ませてくださいね〜♪
Posted by noren at 2009年06月08日 18:31
茅野市の本家 明治から畳屋やってますよ〜(笑)
Posted by 暇フォト at 2009年06月09日 03:44
暇フォトさん

明治からですか!
暇フォトさんが手拭をして、畳を縫う姿を想像してしまいました〜(笑)
Posted by noren at 2009年06月09日 12:36
ふふふ・・・密かに皆さんの声mんとが終わった頃に(笑)

暇フォトさんのお爺様は、それはそれはすご〜い職人さんだったそうですよ!

ハイテク友禅は、見分け方があるのですか。
技術の向上が著しくなってくると、もう、目の肥えている人のカンに頼るしかなくなるのかと思っていましたが。
ポイントは、裏でしょうか?
Posted by kaze at 2009年06月16日 10:06
kazeさん

ハイテク友禅の見分け方は
驚くほど簡単です。

現時点では素人の方でも、直ぐに見分けられるでしょう。
ただ、見分け方を誰も知らないのです。

機械で染める最大の欠点が、そこにはあるのです。
でも、何時かはそれも克服させるでしょうね。

その時が一番恐いかもしれませんね。


Posted by noren at 2009年06月17日 21:55
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