あちこちの田んぼで、稲刈りが真盛り。
稲藁の匂いが、否が応でも秋を感じさせるそんな水曜日。

以前から訪れてみたいと思っていた「竜ヶ窪」に行って来た。
「竜伝説」があるこの沼は、日本の名水百選に選ばれている。
駐車場に車を止め、うっそうとした林の中に入る。
駐車場には私の車1台だけだったから、当然林の中も私一人。

しばらく歩くと、かすかな水音が聞こえてくる。

さすが「竜ヶ窪」、水汲み場所の水も竜から出ていた。
そこからさらに数分歩くと、目的の沼があった。

この沼、全て湧き水で出来ているんだって。
毎分30トン、日糧43.000トンもの水量が湧き出ていて、
なんと、一日で沼の水が入れ替わるんだそうである。

沼のほとりに竜を祀った神社があり、その近くにも水汲み場があった。
しかし、こうゆう場所は一人で来るものじゃぁ無い。(ホント)
写真を撮り終わると、足早にその場を去った。
■話のついでに、「竜ヶ窪」の竜伝説も載せときます。
昔、越後の国の南のはずれの妻有の里に、芦ケ崎という村がありました。
ある年、長い日照りが続き村人はヒエやアワどころか水一滴もない苦しい生活になりました。
そんなある日一人の青年が、天上山へ何か食べるものはないか捜しに出かけ
山の中で、昼寝をしている龍を見つけました。

龍のそばに大きな卵があったので、龍が眠っているすきに卵を盗みました。
そして、卵を村に持ち帰り村人と相談しました。

相談の結果、せめて年寄りと子供にだけでも食べさせることにしました。
卵を割り始めると、卵の中の龍の子が母親龍に助けを求めました。
そこへ怒り狂った母龍が現れ、村人を食い殺そうとしました。

庄屋をはじめ村人は「せめて子供だけは助けてほしい」と頼みました。龍は必死の村人に心を打たれ、
村人のために三日三晩雨を降らせ池を造ってやりました。
村人たちは喜んで龍に御礼を言うと、龍は「この池は、お前たちの美しい心の象徴だ。しかし、人の心の曇る時、この池は涸れてしまうであろう。」と言い残して消えました。
村人は、この池を「龍ケ窪」と名づけ大切にし、神社を建てて龍神様をお祀りしたということです。
posted by ノレン at 17:16| 新潟

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